面接

面接質問対策「何故アルバイトから正社員に?」と聞かれたら〔回答例あり〕

更新日:

フリーターから足を洗おうとしている求職者にとっては代表的な“困る質問”の一つです。面接官に不信感を持たれない回答例を紹介しますので自分のケースに置き換えてみてください。




答えてはいけない2つのパターン

アルバイトからの転職の場合、
「何故今になってアルバイトから正社員への転職を希望されたのですか?」
と聞かれることがあります。
また契約社員や派遣社員の経験しか無い人も同じような質問をされることがあります。

ここで絶対に言ってはいけないのは

「まだ遊びたかった」
「そろそろ安定したい思った」

といった趣旨の答えです。

「まだ遊びたかった」という回答が論外なのはお解りいただけると思いますが、「そろそろ安定したい思った」という趣旨の回答をする人は実は結構います。

「結婚を考える人が出来たので…」
「両親を安心させたいと思って…」

といった答えは、人としては立派な答えなのかもしれませんが、転職の理由としては全く通用しないので注意してください。
企業側からすれば、あなたが「(会社に)貢献出来るか?出来ないか?」が重要なのであって、あなたの私生活の事情など関係ありません。

フリーターからの転職理由の答え方のコツ

アルバイトの業務が応募先企業と関係ある場合

一番理想的なのがアルバイトの業務内容が応募先企業と関係がある場合です。
何故ならこの場合、アルバイトでの実務経験をアピールポイントにも出来ますし、

「アルバイトで実務経験を積んでから正社員に応募したかった。」
「以前から興味のある業界だったのでアルバイトでどんなものか身を持って確かめたかった。」

といった趣旨の回答も出来るからです。

実際私もWEBサイト作成のアルバイトからIT企業の契約社員(後に正社員)に転職したことがありますが、その時は本当にそのアルバイトの目的が実務経験を積むためのものだったので面接では素直にその旨を伝えました。

以下にこの質問に対する回答例を紹介します。
自分のケースに置き換えて工夫してみてください。

回答例
以前から、アパレル関係の仕事に興味があったのですが、まずはその仕事がどういったものなのか?本当に自分に向いているのか?
を確認するためにアルバイトから始めてみました。
アルバイトとして1年間働いてみて、私が本当にやりたいことはコレだと確信出来たので今回正社員として志望させていただいました。

何となくフリーターを続けていた場合

ただでさえ難しいフリーターからの転職です。
世の中には高い意識を持って、レベルアップのために企業から企業へと転職している「意識高い系」の人が大勢いるなか、「何となくしていたアルバイト」からの転職はハードルが高いと言わざるを得ません。

もちろん応募すること自体は自由ですし、職種によってはあっさり採用されることもあるかと思いますが、一般的には「何となくしていたアルバイト」からの転職はかなりハードルが高いと言えるでしょう。転職エージェントが頭を抱えるパターンです。

こういった場合は、思い切って段階を踏んでみてはいかがでしょうか?
一見遠回りのようですが、結果的には近道になるかもしれません。

私の話をすると、私がWEBサイト作成のアルバイトからIT企業の契約社員(後に正社員)に転職成功した経験があることはこのサイトでも何度かお伝えしてきました。
しかし実は、それ以前、28歳まで私はミュージシャンをしていました。
一応お店で演奏してお金を貰っていましたからプロとして音楽をやっていたわけですが、音楽を辞め「パソコンを使う仕事がしたい」と思った時、ミュージシャンからIT企業への転職など出来るはずもありませんでした。

ですから、まずは独学で「HTML」「CSS」といったホームページ作成に必要な言語、そして「Photoshop」「Illustrator」「Dreameaver」等のソフトを学び、作品を作り、その作品を持ってアルバイトに応募し、採用され、更にアルバイトで実務経験を積むことでようやくIT企業に転職出来たのです(しかもその時も「まずは契約社員から」という条件付きでの採用でした)。

ですから、もし今まで何となくアルバイトをやっていたけれど今になってやりたいことが見つかった、という人がいれば、私のように段階を踏むのも有りだと思います。

私のような「意識普通系」の人間に出来たのですから、あなたに出来無いはずがありません。是非参考にしてください。


336-280




336-280




-面接
-, ,

Copyright© 転職成功の全知識 , 2023 All Rights Reserved.