
最後のアピールチャンスになる
面接の最後には必ず「何か質問ありますか?」と尋ねられます。
これは本当に「他に知っておきたいことはありませんか?」「何か不安はありませんか?」という意味のほかにも、あなたの企業に対する「興味」「働きたいと思う気持ちの強さ」を確認する意味もあります。
ですからシンプルに「ありません」と答えてしまうのは好ましくありません。
逆に「そこまでウチのこと知っているのか!?」と思わせるような質問をすることが出来ればアピールにもつながりますから、予め質問を考えておくことをお勧めします。
ただ、予め質問を用意しても、面接の会話の中で疑問が全て解決してしまうことも間々あります。
その場合は
「いえ、私が疑問に思っていたこともご説明いただきましたので大丈夫です。ありません。」
と答えるようにしましょう。
これだけでも単に「ありません」と答えるよりも随分印象が違います。
気をつけなくてはいけないのは、ホームページ等を見れば答えが載っているような簡単な質問をしてしまうことです。
これをやってしまうと企業研究不足を露呈することになり、それまでの面接の印象が良くても、最後の最後で評価を落としてしまいますので注意してください。
貴社は今年から韓国にもショップ展開されましたが、スタッフは韓国人の方でしょうか?
というのも、私は少しずつですが韓国語の勉強を始めておりまして、会話はまだ難しいのですがハングルでの簡単なメールでのやり取りであれば経験があり、そういった業務にも携わることが出来ればと思いましたもので。
絶対に確認しておきたいことは確認するべき
こちらからの企業への質問は、内容によってはマイナスの印象を与えてしまうこともあります。
特に待遇や残業についての質問は聞き方を間違えるとマイナスの印象を与えます。
とは言っても、あなたがどうしても確認しておきたいことがあるならそれは遠慮せず確認するべきです。
面接はあなたが企業を見極める場でもあります。
ですから疑問点、特に「ここが希望と違うなら入社しない」というぐらい重要な条件があるなら必ず確認するようにしてください。
大切な確認を怠って入社してしまい、またすぐに辞めることになってしまっては企業にも迷惑をかけますし、何よりあなたのキャリアに「短い職歴」を残すことになってしまいます。
不安なことがあるなら遠慮なく質問して胸のつかえを解消しておきましょう。
実は父親が介護が必要なために両親と一緒に住んでおりまして、平日は母と妹が父の世話をしてくれているのですが、休日は出来るだけ私が父の世話をしてあげたいと思っています。
ですので休日出勤があるのか?あるとすればどのくらいの頻度であるのか教えていただけますでしょうか?
現在両親と同居し私が面倒を見ているのですが、正直に申し上げまして転勤があると両親の面倒を見るものがいなくなり困ってしまうのですが、転勤の可能性はありますでしょうか?