
同業種や同業他社への転職は「実務経験」をアピール出来る反面、「同業なのにわざわざ転職してくるということは何か後ろめたい理由があるのではないか?」と勘ぐられる場合もあります。
同業種への転職理由は“全て”に具体的性を持たせるのがコツ
転職理由(=前会社の退職理由)を聞かれて意外に困るのが同業種や同業他社へ転職する場合です。
と、いうのも「同じ業種を希望するのであれば何も前の会社を辞める必要はないのでは?」と思われるからです。
そのため曖昧な転職理由を伝えてしまうと、
「 “人間関係” や “大きなミス” など、何か仕事以外の理由で辞めざるを得なかったのではないか?」
と疑われることがあります。
そう疑われないようにするためには、転職理由に「具体性」を持たせることです。
「前職場の業務内容」「自分のスキル」「応募先の業務内容」「貢献出来そうな業務」全てにおいて具体性を持たせるのです。
そのためには同業種であっても企業研究はキッチリとこなしてください。
以下、同業種への転職理由の回答例です。参考にしてください。
回答例○
以前の会社もアパレル関係の会社ではありましたが、デザインが保守的で流行を取り入れることに消極的でした。
私としては流行を取り入れた新しいラインナップの導入を何度が提案したのですが残念ながら受け入れられませんでした。
もちろん保守的なデザインにもニーズはありますからそれはそれで悪いことではありませんが、「チャレンジ」という意味では正直不満を感じていました。
しかし貴社は、毎シーズンごとに流行を取り入れた商品を発売されており、これは私にとって大変魅力的でした。
また私は以前の会社でも積極的に営業して販売取扱店を増やしてまいりましたが、その経験は貴社でも活かせるのではないかと思い応募させていただきました。
以前の会社もアパレル関係の会社ではありましたが、デザインが保守的で流行を取り入れることに消極的でした。
私としては流行を取り入れた新しいラインナップの導入を何度が提案したのですが残念ながら受け入れられませんでした。
もちろん保守的なデザインにもニーズはありますからそれはそれで悪いことではありませんが、「チャレンジ」という意味では正直不満を感じていました。
しかし貴社は、毎シーズンごとに流行を取り入れた商品を発売されており、これは私にとって大変魅力的でした。
また私は以前の会社でも積極的に営業して販売取扱店を増やしてまいりましたが、その経験は貴社でも活かせるのではないかと思い応募させていただきました。