今この記事を読んでいるあなたは、どこかの企業に新卒で入社し、働いてはみたものの「こんなはずじゃなかった」とその会社に入ったことを後悔している最中ではないでしょうか?
やりがいの無い仕事を毎日遅くまでやらされ、プライベートにまで口を挟んでくる上司との人間関係に悩み、毎日が嫌で嫌で仕方がない…
「もう会社に行きたくない!」と思っているのではないでしょうか?
もしそうあれば1日も早くその会社を辞めることをおすすめします。
今回は「何故新卒で会社を辞めたくなったら直ぐにでも転職した方が良いのか?」についてお話します。
新卒採用者の脅威の離職率。新卒が会社を辞めたいと思うのは当たり前?
「最初の仕事はクジ引きである。最初から適した仕事につく確率は少ない」
これは経営の神様のP・F・ドラッカーの言葉です。
実際に新卒入社社員が3年以内に辞める確率は3割(10人の内3人も3年以内に辞めている!)にも上りますから、このドラッカーの言葉は正に的を射ていると言えます。
さらに退職したのが行動力のある人だけだったと考えれば、潜在的に会社を辞めたいと思っている人は更にこの倍はいるだろうと言われています。
これが本当なら新卒ではじめから適した仕事につける人の割合は1割程度しかないことになります。
そうなってくると新卒が会社を辞めたいと思うのは極々当たり前のことで、逆に辞めたいと思わない人ほうが少数派ということになりますね。
20代の若者には「忍耐力」を履き違えないでほしい
年輩の人たちは20代の若者が短期間で仕事を辞めると「忍耐力が無い」「我慢が足りない」と口を揃えて言います。
しかし本当にそうでしょうか?
1年2年で仕事を辞めることは忍耐力が無い証拠なのでしょうか?
答えはNOです。
例えば「大工になりたい若者が親方に仕事のことで厳しく言われて辞めてしまった。」というケースであれば忍耐力が無いと言われても仕方ありません。
しかし、やりたくもない、身にもならない仕事を、好きでも無い人たちと我慢してやり続けるというのは忍耐力でもなんでもありません。
そんなものは単に決断力、行動力、向上心が無いだけの話です。
たしかに人生の選択肢が少なくなった40代50代なら「お金のためにやりたくもない仕事を我慢して続ける」という選択肢もあるでしょう。
しかし、まだまだやりがいのある仕事に就けるチャンスがいくらでもある新卒の20代がそんな選択をするべきではありません。
新卒で会社を辞めたいと思ったら1日でも早く転職するのが正解の理由
いずれ辞めようと思っているのであれば、一日でも早く次の仕事を探しはじめてください。
「いつか辞めてやる」と思いながらズルズルと転職を引き伸ばせば伸ばすほど、転職市場おいては不利になると思ってください。
何故なら「とりあえず3年は勤めよう」「あと1年頑張ってみよう」とズルズルと今の仕事を続けている間も確実に年をとるからです。
考えてみてください。
もし次の仕事は未経験の異業種を希望するとします。異業種ですから、今の仕事を続けたところで次の仕事に使えるスキルは何も身につきません。
そうこうしている間にあなたは29歳になりました。「よし、そろそろ転職するか」となったとき、あなたは何のスキルもない単なるアラサーです。
あなたが志望する会社を、新卒の若いフレッシュな人たちや、既に同業種の別会社で経験を積んだ人たちも志望したら、あなたはその人たちに勝てますか?
どうあがいても勝ち目はありませんよね?
だからこそ、一日でも早く今の会社に見切りを付けて転職活動をはじめるのが正解なのです。
新卒こそ転職活動は在職中にすること!
新卒で転職を考えている人の中には「転職前に1度まとまった休みを取ってゆっくりしたい」と思っている人もいるでしょう。
つい数年前までは学生で長期休暇が当たり前のようにあったわけですし、そもそも会社を辞めたいと思うほどのストレスを抱えていたわけですから、その気持ちも分かります。
しかし特に新卒で会社を辞めたいと思っている人には、現在の仕事をやりながらの転職活動をおすすめします。
何故なら「在職中の転職活動=行動力、向上心の有る人」と捉えられるからです。
一般に言われているように、短期間で仕事を辞める人は「忍耐力の無い人」「働く意欲に欠ける人」と捉えられる傾向があるのは事実です。
しかし、辞めてからの無職期間中の転職活動と、在職中の転職活動では、同じ新卒で辞めた人でもイメージが全く異なります。
辞めてからの転職活動は、企業側も「キレて辞めたのではないか?」「とりあえず現状から逃げ出したかったのではないか?」と勘ぐります。
対して在職中の転職活動は「キャリアアップの為に当社への転職を希望しているのだな」と捉えてもらえる可能性さえあります。
ですから新卒で会社を辞めたいと思っている人ほど、ここは休みたい欲求をグッと堪えて、在職中に転職活動をするように心がけてください。
在職中の転職活動を成功させるための必須条件。それは転職エージェントと二人三脚
実際にやってみると直ぐに分かりますが、仕事を続けながらの転職活動は口で言うほど簡単なものではありません。
平日に働きながらハローワークに行くことは現実的に不可能ですし、求人誌も良い求人がタイミングよくあることの方が稀です。
また誰でも閲覧出来るような求人サイトは、そこに書いてある情報だけではその企業がどんな会社なのかを詳しく知ることは出来ませんし、誰でも閲覧出来るが故にライバルも相当数います。
そこでおすすめなのが転職エージェントを利用して二人三脚で転職先を探す方法です。
と言うより、在職中の転職活動を成功させようと思ったら、転職エージェント無しでは考えられません。
何故ならあなたと同じ状況のライバル達も転職エージェントを利用しているからです。
転職エージェントは転職のプロですから、そのプロと手を組んだライバルたちに、素人のあなたが一人で勝負を挑んでも到底太刀打ち出来るものはありません。是非転職エージェントの利用を検討してみてください。
おすすめの転職エージェントは「リクルートエージェント」です。
「リクルートエージェント」は、新卒で3年以内に退職した人に対しての紹介実績が業界トップクラスの転職エージェントです。
リクルートエージェントに登録すると、あなた専任のキャリアアドバイザーが、あなたが働いている間も、あなたの変わりに(あなたの希望に添った)仕事を探してくれます。
また新卒で短期間で退社するとなると、キャリアが少ないため職務経歴書などどうかけば良いか迷いがちですが、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは職務経歴書など書類の書き方も細かくアドバイスしてくれます。
またリクルートエージェントのキャリアアドバイザーは採用する側の企業にも頻繁に足を運んでいますから、あなたの長所ややる気を企業の採用担当者に口頭で伝えてくれることもありますし、逆に企業の社風や社長の考え方などを予め教えてくれることもあります。
これは日本最大級の転職エージェントであるリクルートエージェントならではのメリットです。
なお稀に転職エージェントを有料だと勘違いしている人がいますが、転職エージェントは紹介した企業側からの報酬で運営されていますので、あなた(転職希望者側)は一切料金は必要ありません。
もちろん「リクルートエージェント」も全てのサポートを無料で受けられます。
リクルートエージェントの登録方法
2.下のページ(画像はスマホサイト)が開きます。「転職希望時期を教えください」とあるので転職を希望する時期をタップしてください。
3.以降「希望の勤務地」「直近の年収」「現在の職種」「生年月日」など20個の質問に答えたのち、「登録する」をタップすると、リクルートエージェントのサービス(もちろん)を利用することができます。
20個も質問に答えるのは面倒に思うかもしれませんが、これしきのことを面倒がっているようでは、正直、転職に成功することは難しでしょう。
なお、途中で入力を中断してしまうと、システムの都合上、また最初から入力し直さなくてはならなくなってしまいます^^;
一気に20個の質問に答えて登録だけでも済ませてしまいましょう。
登録したからと言って料金が発生するわけではありませんし、必ずしも利用しなければいけないということもありません。条件の合う仕事の紹介があったときだけ利用するというのももちろんありです。
柔軟に利用できるのも他の転職エージェントにはないリクルートエージェントのメリットです