
やりたい事を堂々と伝えることが大切
この質問に対しては、あなたが本当にやってみたいこと、携わってみたいことを具体的に答えるのがベストです。
ありがちな悪い回答例としては、
「営業職を希望します。」「プログラマーをしたいです。」「WEBサイト業務を希望します。」
と単純に希望配属先だけを答えてしまう回答です。
しかしこんなことは既に履歴書や職務経歴書、またここまでの面接で先方も十分承知していることです。
ですからここで答えるのはそんなことではなく、もっと具体的に、あなたの能力(経験・興味)を、どう活かして何をしたいか?を答えるべきです。
たとえば営業職であれば、
前の会社でも営業職を経験していますが、いわゆるBtoBの営業スタイルで、一般のお客様の声を直接聞く機会が少ないように感じていました。
貴社の場合もBtoBが主だとは思いますが、一般のお客様の声に耳を傾けられるようなスタイルで営業が出来れば理想だと思っております。
と答えれば、単に「営業職を希望します。」と答えるよりも随分印象が良くなります。
ブログラマーなら
貴社のシステムのxx開発に携わりたいと思っています。
また私はObjective-Cの知識もあり、iPhoneアプリもいくつか開発した経験があります。
貴社のサービスをiPhoneアプリと連動して公開出来たら面白いのではと考えています。
WEBサイト業務なら
私は食べ歩きが趣味ですので貴社が運営する飲食店評価サイトの業務に貢献出来るのではないかと思っています。
といった感じです。
覚えておいて欲しいのは「当社で働くことになったら何がしたいですか?」といった趣旨の質問をされたら、その時点ではまだ不採用の判断を下されていないということです。
私も面接官としてこの質問をしたことがありますが、この質問をしたときは既に「何を任せようか?」というところまでイメージしていたように思います。
ただ、私が過去に面接を担当した応募者に「当社で働くことになったら何がしたいですか?」という質問に対して、非現実的な夢物語をダラダラと語り始めた人がいましたが、こういった人は絶対にされません。
やりたい事を堂々と伝えることが大切ですが、あくまで応募先企業の業務、企業理念に則った上で、あなたが実現出来る範囲のことを答えるようにしてください。