職務経歴書

職務経歴書の書き方(1)基本編[パソコンで書く・用紙のサイズ・書くべきこと]

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職務経歴書は非常に重要です!まずはこのページに書いてあることを一字一句逃さず読んでみてください。
職務経歴書を書き始める前にこのページに書いてあることを読んで、「自分は何を書くべきか?」をイメージしてください。




職務経歴書は手書きではなくパソコンで

履歴書は手書きがベターですが、職務経歴書に関してはパソコン(ワープロ)が絶対です。
職務経歴書は文字数も多く、行を分ける罫線もありませんので手書きでは見難くくなってしまいます。

実際私も採用する側として手書きの職務経歴書を受け取ったことがありますが、一生懸命書いてくれたのは解るのですが、読みにくくウンザリしてしまいました。

また職務経歴書はレイアウトもある程度自分でするものですから、それを手書きで書いてしまっては「パソコンを使いこなせない人」と捉えられてしまいます。
いくら時間をかけて手書きで書いたところで評価が下げるだけですから、職務経歴書は絶対にパソコンで書くようにしてください。

用紙サイズは必ずA4サイズで

用紙サイズはA4サイズで1枚にまとめるのが基本ですが、書かなければいけないことが多く、どうしても1枚で収まらない場合は2枚に分けても構いません。

ただし3枚以上は読み手のことを考えていないと判断されますのでNGです。
多くても2枚にまとめてください。

基本的に職務経歴書はギチギチに書くものではありません。
文字が小さすぎるのもNGです。
要点を上手くまとめ、且、企業側にアピール出来る内容にするのがポイントです。

そういった構成力も企業側の判断材料になっていることを覚えておいてください。

基本データ(作成年月日・氏名・生年月日・年齢)は必ず書く

用紙の右上に作成年月日と氏名は必ず書いてください。

生年月日と年齢は書かない人も多いようですが、書いてマイナスになることはありませんから書いたておいたほうが良いでしょう。
企業側からしたら年齢は重要な判断材料です。
その情報が職務経歴書をパッと見て分かるというのは企業側からみても良心的と捉えられるはずです。

なお、以前は職務経歴書での押印は当たり前とされていましたが、平成11年に施行された「押印見直しガイドライン」により、履歴書や職務経歴書の押印は必要ないとされました。
ですから職務経歴書に押印の必要ありませんし、履歴書も押印の欄がなければ必要ありません。
(ただし押印してしまったからといってマイナスの評価になることはありません。)

ポイントは“企業があなたの何を知りたがっているか?”

職務経歴書は、名に「経歴」と入っているためか、「○○をやった」「○○な業績をあげた」「○○を売った」と、やってきたことだけを箇条書きで並べて書けば良いと思っている人が結構います。

しかしこれは絶対にNGです。

何故なら、所詮「やった」ことだけなら会社に勤務していれば誰でも書けることだからです。
極端な話、誰かに言われて嫌々やっていただけでも「やった」ことになってしまいますよね?

企業側が知りたがっているのはそこではありません。企業側が知りたがっているのは「あなたが出来ること」です。

ですから、「どの部署で、どんな業務を、どんな方法で進め、どの点を改善し(工夫し)、どんな結果を残したか?」
まで詳しく書かなければなりません。
ここまで書けば企業にも「あなたにどんな能力があり、何を任せられそうか」までイメージさせることが出来ます。

また「経験」を書く場合は、「○○という経験をして○○を学びました。」と、そこから得たものを添えて書くとアピールに繋がります。

忘れてはいけないのは、企業は「会社に貢献できる人材」を募集しているということです。

過去にやったことを箇条書きでダラダラ書かれても、会社に貢献出来る人材かどうかの判断は出来ません。
あなたの「出来ること」を相手にイメージさせられるような文面を心がけてください。

ただし、そもそもあなたの「出来ること」が、企業側のニーズと合致していなければ意味がありません。
ですから応募する前に必ず企業研究をして企業側のニーズを把握することは忘れないでください。

資格が無くても「あなたに出来ること」をアピール出来る

職務経歴書は、資格や肩書きなんか無くとも、あなたが工夫したこと、企画したこと、マネジメントしたこと、残してきた実績などを書くことで、あなたの「本物の能力」をアピールすることが出来る、転職においての強力なツールです。

企業は資格や肩書きなどより、当然「自社にプラスになる能力」を優先します。
だからこそ職務経歴書は妥協することなく、力を入れて作成する必要があるのです。

職務経歴書には基本的な2パターン

職務経歴書には基本的に2つのフォーマットのパターンがあります。
一つは「編年体式(時系列型)」、もう一つは「キャリア式(職能型)」と呼ばれるものです。

下記ページでそれぞれのフォーマットの見本例を紹介しています。
参考にしてください。

どちらフォーマットでも構いませんが、あなた書きたいことが書きやすいと思える方を選ぶようにしてください。

参考:職務経歴書の書き方(1)基本編
参考:職務経歴書の書き方(2)職務経歴編
参考:職務経歴書の書き方(3)自己PR編



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