職務経歴書

編年体式(時系列型)職務経歴書の見本例

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職務経歴書には「編年体式」と「キャリア式」の二つの代表的なフォーマットがありますが一般的には「編年体式(時系列型)」が書きやすいでしょう。このページでは「編年体式」を見本例とともに解説します。



「編年体式」の見本例

下が「編年体式」の見本例になります。

編年型職務経歴書の見本例イラスト
クリックで拡大します。

「編年体式」が向いているケース

「編年体式」時系列で勤務した企業、部門、業務内容を書いていく一般的なフォーマットです。
この形式はキャリアの道筋が分かりやすく、採用担当者も履歴書と照らし合わせて見やすいため、一般的には「編年体式」をお薦めします。
作成する側もこのフォーマットが分かりやすく、一番作成しやすいと思います。

「編年体式」は、特に転職回数の少ない人や、社会人としての経験の浅い人など職歴がシンプルな人に向いています。

「編年体式」のデメリット

「編年体式」は職歴がシンプルな人には向いているのですが、転職回数の多い人や、異動が多い人の場合、書くことが多すぎてスペースが足らなくなってしまうことがあります。

と、いうのも職務経歴書は正社員として働いたキャリアは全て書かなくてはなりませんから、時系列でそれぞれの業務内容や実績を書いていると必然的に文字数が多くなりすぎてしまうからです。

だからと言って何枚にも分けるのは好ましくありません。
職務履歴書は多くてもA4サイズ用紙で2枚までにまとめるのがビジネスマナーです。

ダラダラとキャリアを書かれても読む側はウンザリしてしまいますし、情報量が多すぎると「どこがあなたの強みなのか?」「あなたがやりたいことは何なのか?」を読み取ることが出来なくなってしまいます。

更に「情報を整理して要点だけコンパクトにまとめる能力」は企画書や報告書を作成するときにも不可欠なビジネススキルですから、ダラダラと文章が長すぎる職務経歴書を提出された時点でそのビジネススキルが欠如していると判断されかねません。

ですから転職回数や異動の多い人は「キャリア式」で職務経歴書を書くことをお薦めします。

キャリア式であれば、キャリア(=職歴)は1行ずつでもよく、「経験知識」欄と「職務内容」欄に、要点(=企業にアピールしたい実績・スキル・あなたがどう貢献出来るか)をまとめて書くことが出来ます。

このページでご紹介したのはあくまで「編年体式」の例であり職務経歴書に正解はありません。
ただし「良い職務経歴書」と「悪い職務経歴書」はあります。
下記ページにも目を通して再度要点を確認してください。



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