履歴書

履歴書の正しい書き方(3)免許・資格・趣味[記入例あり]

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「資格は持ってるだけ書いた方が有利」と思っていませんか? 書くべきことと、書くべきでないことを確認してください。

書くべき資格と書くべきでない資格

まず普通運転免許は職種に関係無く必ず書いてください。
英語力もTOEICのスコアが700点以上あるならこちらも職種に関係なく書くようにしましょう。
(特別英語を使わない職種であれば600点以上あれば書いても良いでしょう。)

他にも一般的な資格として、英検なら2級以上、簿記なら3級以上なら書くべきです。

また応募先企業に関係のある資格、活かせる資格は積極的に書くようにしましょう。
さらに関係の無い資格であっても、税理士資格や建築士資格など資格取得の難易度が高いものは積極的に書くようにしましょう。
「難易度の高い資格を持っている=向上心の高い人、基本的に頭の良い人」と判断されます。

逆に書くべきでない資格は、応募先企業の業務と関係なく、さらに取得自体の難易度がそれほど高くないものです。
特によくある間違いで、これは特に工業高校を卒業した人がよく犯す間違いなのですが、高校時代に(=何年も前に)取得した資格をスペース一杯に書く人がいます。
これは「それ以来レベルを上げる努力をしていない向上心の無い人」「やりたことに一貫性のない単なる資格マニア」と捉えられてしまい逆効果です。
書きたい気持ちも解らなくも無いですが、書いても良いことはありませんので書かない方が無難です。

趣味・スポーツ欄で書くべきこと書くべきでないこと

応募先企業は「趣味・スポーツ欄」でその人の人間性を見ています。
実のところ趣味やスポーツが採用理由の最重要ポイントになることはありませんが、仕事は結局チームワークですから、人間性でアピール出来れば有利になることは間違いありません。

ポイントは具体的に書くことです。
スポーツなら、何のスポーツでそのスポーツの何に魅力を感じているのか?月に何回ぐらいそのスポーツをするのか?を簡潔かつ具体的に書くことです。

下記に「テニス」と「読書」での例を参考にしてください。

スポーツ:テニス
(月に2、3度プレイしています。体を動かすのが好きです)
趣味:読書
(月に7、8冊は読みます。特に村上春樹氏のファンで、物語が心の奥にささるような描写表現に魅力を感じます)

また、スポーツはなるべく現在やっているものが望ましいですが、学生時代に本気になったスポーツがあれば書いても構いません。
その場合はそこで学んだことを一言添えると採用担当者の目を引くことが出来ます。

学生時代に野球をやっていました。チームで厳しい練習に耐え、一丸となって試合に臨むことで、
チームワークと諦めない気持ちを学びました。

特にスポーツに関しては「毎朝ランニングしている」と書くだけで

・早起き出来る遅刻しない
・活動的チャレンジ精神
・心身ともに健康欠勤しない
・自分を高める向上心
・怠け者ではないサボらない

と様々なポジティブな想像をさせることが出来ます。

逆に応募先の企業と全く関係のないマニアックすぎる趣味や非活動的なイメージを与える恐れのある趣味は書くべきではありません。
たとえば「アニメ」「ゲーム」といった趣味は、それに関連した企業であれば書くべきですが、そうでなければ書くべきではありません。
今やアニメやゲームは一大産業ですからネガティブに捉えること方が不自然なのかもしれませんが、今はまだ履歴書には書かない方が無難です。

応募先企業と関係のある趣味は歓迎される

先ほど「アニメやゲームは趣味に書くべきではない」と書きましたが、応募先企業がそういった関連の企業であれば話は別です。
応募先企業と関係のある趣味はアピールになりますから書くようにしてください。
こういった場合は、どういったジャンルのゲームが好きなのか?
そのゲームの何に魅力を感じるのか?まで書き添えておくと良いでしょう。

ほかにも、飲食店評価サイトを運営する企業なら「食べ歩き」も立派なアピールになりますし、おかず紹介サイトを運営する企業なら「料理」も立派なアピールになります。

趣味やスポーツの欄は、前提としてアピール材料になるかどうか?を考えて記載するかしないかを決定するようにしてください。



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