
まずはダメな志望動機を見て自分の志望動機を見直そう
履歴書の志望動機欄のスペースはそれほど広いとは言えません。
そのため在り来たりの文章で済ませてしまう人も少なくありません。
しかし応募先企業は志望動機をあなたが考えている以上に重要視しています。
私自身も採用する側の経験をしているので分かるのですが、志望動機がいい加減な履歴書は企業側もいい加減にしか目を通しません。
本来志望動機は応募する会社によって違うはずです。にもかかわらず、どこの会社にも通用する無難な志望動機では「ウチの会社のことをろくに調べずに応募してきたいい加減な奴だな」と判断されても仕方ありません。
以下にダメな志望動機の例をいくつかあげてみました。
自分の志望動機が当てはまってしまってないか確認してください。
貴社の将来性に魅力を感じました。
ダメな理由
そもそも何に将来性を感じたのかが全くわかりません?企業のことをよく知らない人が書く有りがちな例です。
私の経験を存分にいかせると思いました。
ダメな理由
あなたのどんな経験を、何に活かせるのか?が全くわかりません。
貴社で○○を学べるのではないかと思いました。
ダメな理由
向上心アピールしているつもりかもしれませんが、会社は学校ではありません。
新しいことを学びながらも、あなたの強みを活かして会社に貢献出来る人材でなければ採用する意味がありません。
志望動機の回答例
志望動機の模範回答例を紹介します。
「何故その企業を志望したか?」を自分の強みと結びつけた回答例になっています。
自分のケースに置き換えて参考にしてください。
貴社が開発した○○は高年齢者の介護に従事している方々にとって希望となるとても素晴らしい製品だと思います。
私もエンジニアとして主に企業から依頼された専門的な機械の設計に携わってきましたが、自分の技術と経験をより多くの人々に役に立つ製品開発に活かすことが出来たらと思い貴社を志望しました。
私は医療機器メーカーでBtoBの営業職に就いておりました。
その中で取引先の方から、私が紹介した商品を実際に手にしたお客様が喜んでいたという話を聞いた時に特に喜びを感じている自分に気がつき、私の本当にやりたいことはBtoCの営業職なのではないかと思うようになりました。
このたび、貴社がBtoCの営業担当者を募集しているのを知り、自己実現の好機だと思い応募させていただきました。
志望動機は面接でも必ず聞かれることを忘れずに
志望動機は面接でも必ず聞かれます。
ですから、履歴書の志望動機欄も、きっちり企業研究をした後、自分の考えがまとまってから書くようにしてください。
そうしないと履歴書で書いた志望動機と面接で答える志望動機に矛盾が生じかねません。
「面接対策は書類選考に通ってから」とするのではなく、求人に応募すると決めた時点から合格するために全力を尽くすのが転職成功のコツであり、企業側に対するマナーです。
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というのも、転職サイトは予めプロフィールを登録するため、企業側が求職者のプロフィールを見て「合わないな」と思えば、応募した時点で断ってくれるからです。
つまり、履歴書はあなたのプロフィールを見たうえで、あなたを採用することに前向きな会社に対してだけ書けば良くなるということです。(※プロフィールを見て企業側からスカウトされることもあります)。
一般的に応募先企業は誰に対しても「まずは履歴書を送ってください」と言いますよね?しかし応募の度に履歴書や職務経歴書を書くというのは本当に手間がかかりますから、転職サイトの利用は転職者にとってはメリットが大きいと言えるでしょう。
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