私(32歳女)は現在、不動産業界で法人様相手の事業用物件のコンサルティング営業職をしています。
前職はアパレル関係で、今とは全く別の業界にいました。
不動産業界に転職したのは、アパレル業界は全般的に長く勤めても給与が上がりにくい業界であること、また不動産業界は未経験でも採用されやすい業界だったこと、そして成績や勤務年数が給与に反映されやすい業界だったからです。
不動産業界は転職エージェントの提案
転職は転職エージェントを利用しました。私がお世話になったのはリクルートエージェントです。
※リクルートエージェントへのリンクはページ最下部にあります。
はじめエージェントに相談をしに行ったときは、「オフィスワーク」という希望はあったものの、どの業界に進みたいかは、はずかしながら全く決まっていませんでした。
しかし、私の「法人、個人関係なく幅広い年齢層を相手に活躍できる仕事」という希望を聞いたエージェントの担当者が
「Hさん(私)の話を聞くと不動産会社の求人にいくつか希望に沿うものがありそうですが、興味はありませんか?」
と提案してくれたのです。
私は
「え?不動産業界って、資格とか経験とかが重要視される業界なんじゃないですか!?」
と驚いたのですが、担当者の話を聞くと、もちろんそういう会社もあるものの、不動産関係の会社の多くは未経験の人にも間口の広い業界だという話を聞いて、早速いくつかの求人を紹介してもらうことにしました。
不動産業界の求人は転職エージェントの得意分野らしく、結構な数の求人案件を見せてもらえたのを覚えています。
その中から今の会社を選んだ理由は、事業用物件を主に扱う法人相手の不動産会社だったことと、エージェントの私の担当者が何度も足を運んだことのある会社で、スタッフの平均年齢が若く、アットホームな雰囲気の会社だと聞いたからです。
未経験者に対する間口の広さを実感
履歴書や職務経歴書、特に職務経歴書は、全く別の業界からの転職ということもありアピールすべきことがわからず何を書いたら良いか迷いました。
しかしエージェントの人が
「私からも先方にHさんのことをあらかじめ話しておきますし、お堅い雰囲気の会社ではありませんから、それほど難しく考えなくても良いですよ。ただ、アパレルのお仕事でやってきたこと、Hさんの接客の実績は書いておいてください。」
とアドバイスしてくれたので随分たすかりました。
書類選考を通過し、面接も想像してたよりも明るい雰囲気で進み、無事、採用されました。
なんと1社目での合格です。
運が良かったのもありますが、やはりエージェントの方が言っていた通り、不動産業界は間口が広いんだな、とあらためて実感しました。
不動産業界へ転職しようと考えている方に
既にお伝えしているように、私の主な仕事は事業用物件のコンサルティング営業です。
主に法人様が相手ですが、若い実業家やクリエイターから、年配の経営者まで、幅広い年齢層の方々と日々接する機会があり、本当に刺激があります。
経営者と接する機会も多いですから学ぶことも本当に多いです。
働き方という点でも非常に満足しています。
前職はアパレル関係だったこともありシフト制で、閉店が21時、その後は売上の処理や掃除などで会社を出るのが23時ぐらいになっていましたが、今は基本的にはカレンダー通りの土日祝日休みで、残業も多くなく、遅くとも20時には会社を出ることができます。
また、不動産関係の会社はどこもそうだと思いますが、福利厚生がしっかりしていて、産休や育休もしっかりしているので、私のような女性にもやさしい業界だと思います。
給与面も、上がり幅が大きく、今年で転職して5年目ですが入社当初よりも年収で80万円以上アップしています。
アパレル業界はなかなか給与が上がりません。
それも転職の理由の一つでしたから、転職は大成功だったと考えています。
最後に、
「不動産業界」と聞くとすごく硬いイメージがあると思います。
資格や経験がないと就職できないイメージもあると思います。
でも、私が知る限り実際は全く逆です。
私が未経験で転職できたからと言うのもありますが、それを抜きにしても、この業界に足を踏み入れ、5年間この業界を見てきた印象でもそう思います。
そもそも転職のプロである転職エージェントが「不動産業界は間口が広い」と言っていたのですから間違いないでしょう。
転職先が決まらない方、もし不動産業界に興味があるなら足を踏み入れてみても良いと思いますよ。