転職体験談

高卒男が20代前半で遺品整理業者から引越し業界の営業職に転職成功

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引っ越し業界の営業職に転職

私は24歳で遺品整理業というマイナーが業界から、引越し業界の営業職に転職成功し、今でもその仕事を続けています。

今回は私の転職体験、そして引越し業界に興味のある方に向けて書かせていただきます。


精神的に難しかった遺品整理業界

実は私は高卒後、就職もせず、いろいろなアルバイトを転々と渡り歩いていたのですが、その中の一つが遺品整理のアルバイトでした。

そしてその遺品整理のアルバイトをして3ヶ月ほど経ったころ、社長から「正社員として働かないか?」と誘われました。

遺品整理の仕事は、仕事の内容的には “時間が経つのが早く感じる仕事” でしたから、私も「まいっか」と言う感じで正社員としてお世話になることにしました。

遺品整理業というと暗いイメージがありますが、基本的にご遺族と接するのは亡くなった後なので職場の雰囲気自体は暗くありません。

ただ、故人が大切にされていた思い出のある品や、趣味の品物などを、遺族の前で容赦なく処分をせざるを得ない仕事なので、徐々に作業そのものに対してのネガティブな感情が付きまとうようになりました。

この精神的な部分をクリアできない人は遺品整理の仕事はできないと思います。

私は徐々にこれがストレスになり、「これは続けられる仕事ではない」と判断し、転職を決意しました。


よくよく考えてみれば高卒!経験無し!スキル無し!の転職3重苦人間

いざ転職としようという段になり、重要なことに気付きました。

それは私のそれまでキャリアが非常に「転職」が難しいキャリアだったということです。

遺品整理の会社ですんなり正社員になれたことで忘れていましたが、よくよく考えてみれば、私は高卒後、社会人として生きていく決心がつかずフラフラし、ようやく社会人として生きていく決心がついて就職した遺品整理の仕事も2年と持たず辞めてしまっているのです。

「これは1人で就職するのは絶対無理だな…」

そこで私は転職エージェントを利用することにしました。

転職エージェントはタダですし、毎週代わり映えのしない求人フリーペーパーを見ていても、進展しないと思ったからです。

私が利用した転職エージェントは「リクルートエージェント」です。

リクルートエージェント選んだ理由は、同じく高卒の私の友人の紹介です。
その友人も高卒で、正直勉強はほとんどできませんでしたが、リクルートエージェントのサポートで電気設備会社に就職し、資格を取得するまでになっていたので、だったら私でも大丈夫なのでは?と思ったのです。

エージェントのアドバイスで引越し業界への転職を決意

面接

リクルートエージェントの私の担当者から、
「遺品整理の仕事で何か面白かったこと、やりがいを感じたことはありますか?」
と聞かれ、

「人の家の中を見れるのは面白かった」
「見積もり作業が好きだった」
「デスクワークじゃないので時間が経つのが早かったのは良かった」
「遺族の人との会話するのは嫌いではなかった」

というようなことを一通り答えたました。

すると、担当者は
「引越し業者の営業なんかどうでしょう?クローズド(非公開)ですがいくつか条件の良い求人がありますよ」
と提案してくれたのです。

私はそれまでもフリーペーパーで引越し業者の求人を見たことはありましたが、それら全てが「作業員」の求人だったので「営業職」というのに興味が沸きました。

さらに詳しく話を聞くと、私が遺品整理業でやりがいを感じていた部分が全て詰まっているような仕事内容だったため、引越し業界の営業職への転職を第一希望に転職活動を進める旨を担当者に伝えました。

無事引越し業界の超大手に転職成功!

リクルートエージェントには「引っ越し業者を3つあげろ」と言われたら必ずでてくるほどの超大手の求人を扱っており(ブラック企業で有名なアソコではありませんw)、私はその大手に応募しました。

ただ、ここからの転職活動については、実はあまり書くことがありません。
と、いうのも驚くほどアッサリと内定がもらえてしまったからです。

自分で言うのもなんですが、私のハキハキした印象がこの業界とマッチしたのかもしれません。
実際、面接でウジウジしていてはこの業界はまず内定をもらえないと思います。
周りがハキハキした人ばかりですから、ウジウジした人と一緒に仕事をするとイライラしてしまうというのもあると思います。

そういえば面接でも「根性ありますか?」と聞かれました。「無いです」と答える人もいないと思いますが(笑)


引越し業界の営業職について

まずは現場を体験することから始まる

営業職として入社しても、私の会社の場合は必ず引っ越し作業員として半年間現場を経験させられます。

「なんで営業職で現場作業しなければいけないんだ?」とはじめは思いましたが、現場を経験することで、

一般家庭で荷造りした後はどれくらいの段ボールが出るのか?
現場さんと営業が連携を取れていなければどのような不備が起こるか?

などが分かるようになりますし、また、現場作業員の

家具などキズをつけないようにする配慮。
炎天下の中で日中動き回ることの大変さ。
空間把握能力の高さ。
狭い扉の間を大きな家具をスムーズに入れるテクニック。

など、現場作業員の顧客に対しての意識の高さを知ることができ、それがその後の営業の仕事にもものすごく役にたっています。

仕事は自分から積極的に学ぶこと!

私の会社の場合、講習や研修などは少なく、営業は先輩に同行するスタイルで学びます。

引越し業界は少なからず体育会系の雰囲気がありますから、学ぶほうも積極的なほうが好かれます。
私は訪問先を出たら矢継ぎ早に先輩にアレコレ質問し、どんどん吸収していきました。

実際に一人で営業に出るまでには先輩と支店長を相手にしたロープレをして合格がもらう必要があるのですが、おかげさまで私は問題なく一発で合格しました。


楽しくて仕方ない毎日!引越し業界の営業職のやりがい

私は今も仕事が楽しくて仕方ありません。
本当にこの仕事は私に向いていると思います。

荷物の量をチェックし、トラックの空きの確認、作業の段取りで見積もりを出して契約を取るまでが一連の仕事の流れになるのですが、お客様に納得していただける契約が取れたときは本当に充実した気分になります。

引越し業の営業は、押し売り的な営業ではないため、精神的負担がほとんどないのも気に入ってます。

とはいっても営業職には違いありませんから、一応競争もあり、毎月、営業マン全員の「平均単価」「訪問件数」「成約率」のランキングが更新されます。

ただ私はそれをやりがいとして捉えています。

お客様にいかに喜んでもらえるかに全神経を注いで仕事をしていれば、自然とランキングも上がってきますから、押し売り的な営業をする必要はないと思っています。

この仕事に転職して3年、今では年間850件近く回れるようになり、デスクワークでなく、いろいろなところを回って売上を伸ばしていくというこの仕事が今でも面白くてたまりません。

最後に、
引越し業界というと残業がつきものだと思う人もいるかもしれません。
たしかにお客様が第一優先の業界なので、お客様が遅い時間を希望すれば残業せざるを得ませんが、今はコンプライアンスも厳しくなっていますので、繁忙期以外は1日に何件も詰め込むということはほとんどありません。

この業界はこれからもっともっと働きやすくなっていくと思います。
「引越し業界の営業」は営業の仕事の中でも特に魅力的な職業だと思いますよ。

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