
転職フェアとは
転職フェアは人材サービス企業が主催する転職イベントです。
主に東京、大阪、名古屋などの大都市部で行われ、求人企業が会場内にブースを設け来場者と直接会話出来るようになっています。
転職フェアは企業側も自社のアピールが出来るため積極的に参加する傾向にあり、
会場の規模にもよりますが、少なくて数十社、多いときには数百の企業が集まることもあります。
転職フェアのメリット
多くの企業を知ることが出来る
時に転職フェアには数百の企業が参加します。
多くの場合お目当ての企業、業種・職種の参加を確認してフェアに足を運ぶことになると思いますが、
それ以外の企業の話を聞いたりすることも出来ます。
いままで思いもしなかった業界に興味を持つこともあるかもしれません。
企業の人に直接質問することが出来る
転職フェアは面接と違い、対等な関係で会話が出来ます。
ですから面接では聞き難いこともわりと気軽に聞けてしまいます。
ただし言葉遣いには十分気をつけてください。
また質問に答えてもらったら「ありがとうございました」とお礼を言うことも忘れないでください。
あなたがいくらその企業に興味を持ち、応募してみようと思ったとしても、
この時点で企業側に悪い印象を持たれては採用されることはまずありません。
企業の雰囲気や活気が知ることが出来る
実際にその企業で働いている人を見て、会話をすれば大体その会社の雰囲気は分かるものです。
転職フェアには企業側も(社長という意味ではなく)代表を送り出していますから、
その人たちの雰囲気が悪ければ、その会社の雰囲気も期待出来ません。
「会話」で“あなた”アピール出来る
転職フェアには人事担当者だけでなく、各部門の担当者が対応するケースも多くあります。
ですから希望する部門の担当者と直接話をし、意気投合し「この人と一緒に働きたい!」となることも十分考えられます。
転職フェアの服装
基本的に転職フェアは服装は自由です。
しかし実際に参加してみると殆どの人がスーツです。
転職フェアは企業の人と直接話が出来る絶好の機会ですから、いくら服装自由といっても
やはりスーツを着ていくことをおすすめします。
というより私服では浮いてしまって、とても企業の人に話を聞こうという気にはならないと思います。
転職フェアは絶対に参加すべき?
転職フェアに参加すること自体にデメリットはありません。
問題があるとすれば転職フェアは大都市部で行われることが多く、地方の人は中々参加出来ないことです。
私個人的には転職フェアに参加しない中小企業にも将来性のある会社はもちろん沢山あるわけですから、
絶対に参加しなくてはならないというものではないと思っています。
また実際の話、転職フェアに参加する人たちは、ある程度の学歴、スキル、実績、実務経験を持った人が殆どです。
私も取材で転職フェアの会場には何度か足を運んだことがありますが「意識高い系の人たちばかりだな…」と感じました。
ですから自分に自信が無いと逆にヘコんで帰ることになるかもしれません(私は取材でもヘコみました)。
ただし、あなたの気になる企業が転職フェアに参加するなら、たとえ開催地が遠くても足を運ぶべきだと思います。
企業の雰囲気や活気など、ホームページでは絶対に知りえない情報が手に入りますから参加する価値は十分あると思います。