
Contents
転職活動の前にまず家族(パートナー)に打ち明けること
以前、知り合いの転職エージェントの方から話を聞いて驚いてしまったのですが、
転職エージェントに来た相談者に「家族の方はあなたが転職を希望していることを知っていますか?」と聞くと、「(家族には)内定をもらってから話す」と答える人が大勢いるそうです。
どうやらそういった人たちは、「転職は家族には言い出しにくい、しかし内定をもらってからなら収入面ではとりあえずなんとかなるから納得してもらえるだろう」と考えているようです。
私にも家族がいますから、転職を家族に伝えづらい気持ちは理解できます。
しかし奥様方の意見を聞いてみると「(夫が)やりたいことがあるなら転職自体は反対しない。しかし私に何の相談もなく内緒で進められたら納得はできない」と思うようです。
転職はあなただけではなく、あなたの周囲の人たちにも何かと負担をかけます。
ましてや結婚しているなら、あなたの人生は既にあなただけのものではありません。
家族や周りの理解がなければ幸せな転職はできないでしょうし、そもそも家族に内緒にしていてはスムーズに転職活動を進めることも難しいでしょう。
転職に反対する家族を納得させる2つのアプローチ
ただ、そうは言っても(家族に反対されたからと言って)いつまでもやりたくない仕事を続けることは実際問題難しいでしょうし、精神衛生的にも良くありません。
ですから、もし家族に転職を反対されたら、その時は何とかして納得してもらわなければなりません。
家族に転職を納得してもらうには大きく2つのアプローチが考えられます。それは
1.「家族の為でもある」ということを伝えるアプローチ
2.「自分自身の夢・成長のためということを理解してもらう」アプローチ
です。
1.「家族の為でもある」と納得してもらうためのアプローチ例
・将来のことを考え自分が長く務められる仕事についておきたい。
・この先も永く安定して需要がある将来性のある仕事についておきたい。
・今の会社は残業・休日出勤が多すぎるからもっと家族との時間を作れる会社に転職したい。
・今の会社では好きなことが出来ずストレスを抱えてしまっている。家族の前では笑顔でいたい。
・自分が幸せでなければ家族を幸せにする自信がない。
など
2.「自分自身の夢・成長のため」と納得してもらうためのアプローチ例
・今の会社での不満、それが自分にとってどれだけマイナスか、転職することでそれらを解決したい。
・自分はこんなことが得意だし、それを生かすせる仕事を見つけてもっと人間として成長したい。
など
家族もあなたには幸せでいてほしいと思っている
ここまで、家族にどう転職を伝えるか?そのアプローチを紹介してきました。
が、おそらくですが、家族はあなたが心配するほど、あなたの転職に対して反対しないでしょう。
何故なら、あなたが家族を幸せにしたいと思っているのと同じように、家族もあなたには幸せでいてほしいと思っているからです。
家族もあなたには幸せになってほしいと思っている
ですから、たとえ最初は反対していたとしても、嘘をつかず率直な気持ちを伝え、収入面での不安要素も取り除くことができれば最終的にはきっと納得してくれます。
「転職を考えているなら、まずは家族に相談すること」これは転職するなら必須と言えるでしょう。
信じらないことですが、転職サイトに登録せずに転職活動をしている方がいらっしゃるようです。
今や転職サイトは、求人誌はもちろん、ハローワークよりも多くの求人が紹介されている転職のベーシックです。もちろん利用は完全無料ですから必ず登録しておくようにしましょう。
転職サイトには、主に
- 求人案件数が圧倒的
- 転職エージェントのようにオフィスに足を運ぶ必要がないため在職中でも利用できる
- プロフィールを登録するため「スカウト」が来ることがある
- 無駄な履歴書を書く必要がなくなる
といったメリットがあります。
特に4つ目の「無駄な履歴書を書く必要がなくなる」というのは求職者にとっては非常に大きなメリットではないでしょうか?
どういうことか補足すると、一般的に企業は求職者から問い合わせがあれば、とりあえず誰に対しても「履歴書を送ってください」と言いますよね?。
ただ、手書きで履歴書を書くというのは非常に手間のかかる作業ですから、何度も採用される可能性の少ない会社のために履歴書を書くのは時間の無駄でしかありません。
しかし転職サイトは、予め(あなたの)プロフィールを登録しますから、応募先企業があなたのプロフィールを見て「ウチには合わないないな」と判断されれば、その段階で断ってきます。
つまり履歴書を書くのは、あなたのプロフィールを見たうえで、あなたを採用する気のある会社に対してだけで済むということです(※さらに最近ではプロフィールだけで(履歴書なしで)採用する企業も増えてきています)。
インターネットに馴染みのない方も、今の時代は企業側も「使える人材はネット経由で申し込んでくるもの」と捉えている傾向がありますから、是非転職サイトへの登録&プロフィール記入だけは済ませておいてください。
転職サイトは大手の方が求人数が多くオススメですが、中でもリクルートが運営する「リクナビNEXT」の求人数は全国規模で圧倒的です。採用実績も国内トップクラスなので、まずは登録して、あなたの通勤圏内でどういった求人があるか確認してみてください。