
企業がブランクを嫌う理由
企業側がブランクを嫌う理由は下記のようなものです。
労働意欲の低い人ではないのか?
「本当にやりたいことがあり、本当にその業種で働きたいのであれば、ブランクを空けることなく直ぐに転職活動をするはず。本当は働くこと自体が嫌なのではないか?」と企業側に疑われます。
怠け癖がついているのではないか?
ブランク中に在職中と同じ生活習慣が送れているとは採用担当者も思ってはいません。
採用担当者の人たちもお盆休みや冬休み明けの勤務が大変なことは身をもって知っていますから、一週間程度の休み明けの勤務でも大変なのに、何ヶ月も休んで大丈夫だろうか?と心配されます。
仕事の勘、スキルが衰えているのではないか?
経験者なら分かりますが、実際ブランクがあると判断力やスピードなどが鈍ります。
採用担当者もそれを知っていますから心配されます。
以上のような理由から企業の採用担当者はブランクを嫌います。
また、本人的にも長期ブランク明けの仕事は想像以上にストレスが溜まるものです。
ですから可能であれば在職中に転職活動をし、なるべくブランクが空かないようにするのがベターです。
ブランクが空いてしまったら、それが意味のあるブランクだったということを証明する
企業がブランクを嫌う理由に共通するのは「働くことが嫌い」「怠け者」「非活動的」「遊び人」「鈍っている」といったイメージです。
本音を言ってしまえば「実はその通りです」という人も多いと思いますが、企業側はそれでは納得してくれません。
ですからブランクが空いてしまった場合は、そのブランクが自分にとって意味のあるブランクであったことを証明しなければなりません。
ブランクによって自分が何を得たか?その得たものを転職先の業務でどう生かすことが出来るか?を説明出来れば逆にブランクをアピールポイントにすることも可能になります。
当サイトではブランクを空けてしまった場合にどうすれば良いか?様々な業界の転職プロ達に記事を寄稿してもらっています。是非参考にしてください。
以下の3記事はブランクが空いた場合の解答例から、履歴書、職務経歴書の書き方まで詳しく解説されています。参考になると思いますので是非一読ください。
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