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35歳からの転職に必須!1次面接と2次面接の本当の違いを理解していますか?

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1次面接と2次面接の違い

今回は、特に35歳以上の転職者に読んでいただきたい記事となります。

というのも、私のところに相談にくる35歳以上の転職者で、2次面接で不採用になる人は皆、ほぼ確実に同じミスを犯しているからです。

1次と2次では面接官が代わるのはご存知だと思いますが、ご丁寧にも「面接官が1次の人と変わったから、2次の人にもアレもコレももう一回伝えなきゃ!」と同じことアピールしてしまう人がどんなに多いことか…

詳しは後述しますが、本来、1次と2次では、話す内容が全く違うぐらいでなければいけません。
(もちろん一貫性があることが前提です。内容がコロコロ変わって矛盾が生じるのは問題外です。)
そういった点も詳しく解説しますので是非参考にしてください。


1次面接と2次面接の基本的な違い

この記事にたどり着いた方なら既にご存知だと思いますが、まずは1次面接と2次面接基本的な違いをおさらいしましょう。

1次と2次の「面接官」の違い

1次面接
一般的に一次面接は、人事の担当者がおこない、応募者が配属希望する課の人が付き添う場合もあります。

2次面接
人事部長、応募者が配属希望する課の課長、部長、企業によっては2次面接でも役員クラス、場合によっては代表取締役が面接に加わることもあります。

1次と2次の「選考基準」の違い

1次面接
ビジネスパーソンとしての一般的なスキルがあるかどうか?
職務経歴書に書いてある実務経験やスキルに嘘はないか?
人間性(パーソナル)に問題はないか?
志望動機は?採用するメリットがあるかどうか?等を判断されます。

2次面接
2次では徹底して「あなたが自社の事業に貢献できる人材か?」を掘り下げて審査されます。


2次面接で本当にアピールするべきこと

ビジネスパーソンとして未熟な人が2次面接で落ちるのは当たり前ですが、キャリア、実績ともに申し分のない人でも2次面接で落ちてしまう原因はなんだと思いますか?

それは「的外れのアピール」です。

そしてこの「的外れのアピール」は「アピール過多」が原因で起こるということも覚えておいてください。
冒頭で述べた「2次面接で不採用になる人がほぼ確実に犯しているミス」とはこのことです。

ただし、もちろん転職活動においては、職務経歴書でも、面接でも自己アピールは必須です。謙遜や遠慮をしているようでは転職は成功しないのも事実です。

しかし、応募企業からすれば、自社で使えない実績やスキルをアピールされたところで何も響きません。
それどころか、何やらよく分からない事業での、凄いのか凄くないのかさえ分からない実績を聞かされたところで、単なる自己満足の自慢話にしか聞こえません。

特に35歳以上の転職者で、数々の実績を残してきた人ほど、それら全てを職務経歴書や面接でアピールしたがる傾向がありますが、これが「的外れのアピール」に繋がるのです。

ただ、アピール過多でも、1次面接なら良いほうに転がる可能性はあります。
「何か良く分からないけど色々できてビジネススキル凄そうだな。」と思われれば、1次面接なら通過することもあるでしょう。

しかし2次面接で同じアピールをすれば、ほぼ確実に不採用になります。

こういうミスを犯す人は「なぜ企業が中途採用をするのか?」という根本的なことが分かっていません。

多くの場合、中途採用は既存社員が退職してしまった時など、空いてしまった穴を補充するためにおこなわれます。
ですから企業にとって一番欲しい人材は、採用して直ぐにその穴を埋めることのできる経験とスキルをもった人材です。

言ってしまえば中途採用では、オールマイティーな人材など必要とされていないのです。
それよりも、前任者の穴を短期で埋めることのできるピンポイントのスキルをもった人の方が優遇されるのが中途採用なのです。

いままでの実績や経験の全てをアピールしたい気持ちはわかります。
「たくさんの実績やスキルをアピールすれば “ビジネスパーソンとしてのポテンシャル” を評価しれくれるのではないか?」と問い詰めてきた相談者もいました。

しかし、将来性が期待される20代の転職者ならまだしも、30代以上の転職者にポテンシャルを期待するほど悠長な企業はありません。
それよりも、今、自社がおこなっている事業に、ピンポイントで、即戦力として活躍してくれる人材を求めているのです

自分のポテンシャルをアピールしたいなら、それは就業した後に、仕事を通して実践でアピールすれば良いだけの話です。


ピンポイントで即戦力になれる人材だとアピールする方法

これまで解説してきたように、2次面接でアピールすべきことは、これまでの実績でも、ポテンシャルでもなく、「今、応募企業がおこなっている事業に、あなたの経験とスキルを生かしてどう貢献できるか?」だけです。

2次面接でアピールすべきはこれ一つで十分です。

前任者がおこなっていた職務を、あなたが迅速に引き継ぐことができるという証明。
さらにそこに、あなたの経験とスキルが加われば、さらに良くすることができるという証明。

これらを具体的に面接官に伝えることができれば申し分ありません。

そのためには、企業が求めている人材像が明確に見えている人ほど、アピールに具体性を持たせることができるため有利になります。

企業が求めている人材を知るには、企業ホームページと、求人要項を隅々まで見るようにしてください。

求人要項では、企業が求めるスキルや経験が記載されていますので、その条件に自分をいかにマッチさせることができるのかを具体的にイメージするようにしてください。そうすれば、的外れなアピールを繰り返してしまうようなミスは避けられるはずです。


転職エージェントを利用すると、より詳しい求人要項を知ることができる

2次面接で面接官が求める回答をするためには、一にも二にも企業がどんな人材を求めているのかを具体的に把握しておかなくてはなりません。

そのためには「転職エージェント」を利用することを強く奨めます。

ハローワークや求人雑誌や転職サイトといった求人媒体でも、各企業の求人要項を見ることはできます。
しかし、そもそもこういった誰でも閲覧できる求人は、人員の入れ替わりの激しい求人や、1回の求人で何人も採用するような求人がほとんどですから、求人要項もおおざっぱに書かれていることがあります。

また、こういった誰でも閲覧できる求人媒体には、企業も“本気で欲しい人材の求人”を出さないという問題もあります。

今は、企業が “本気で欲しい人材” を求人するときは、非公開求人として、「転職エージェント」に求人を出すのが当たり前になっています。

なぜなら転職エージェントに求人を出せば、先ずはエージェントで応募者をフルイにかけてくれるからです。
“本気で欲しい人材の求人” は一般に公開されている求人と比べると高待遇ですから、こういった求人を一般に公開してしまうと、応募者が殺到してしまい企業も対応できなくなってしまうのです。

ですから今の時代、納得のいく転職をしたいなら、転職エージェントのサポートがなくては不可能と言っても決して言いすぎではないのです。

転職エージェントは全てサービスが無料で受けられますから、なかなか転職が思うように進められていない方は一度利用を検討して見てください。

おすすめの転職エージェントは「リクルートエージェント」です。

リクルートエージェントは紹介実績トップクラスの大手転職エージェントで、47都道府県どこにお住いの方でもサポートが受けられます。

また扱っている求人のほとんどが非公開求人で、一般に公開されている求人よりも高待遇の求人を多数扱っています。

そして何よりリクルートエージェントのキャリアアドバイザーは、企業がどんな事業の為に、どんなスキルをもった人材を求めているかを正確に把握していますから求職者は対策を練りやすくなります。
もちろんリクルートエージェントなら、キャリアアドバイザーが一緒になって対策を練ってくれます。

こういっては何ですが、今の時代、特に30歳以上の方の転職では転職エージェントの利用は必須です。
考えてみてください。すでに転職エージェントのサポートを受け、転職のプロであるキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動をおこなっている転職者に、転職素人が1人で立ち向かっても勝てるものではありません。
転職を早期に成功させるために、是非一度、転職エージェントの利用を検討してみてください。

なお、リクルートエージェントは、登録したからといって必ず仕事を紹介してもらわなければいけないということもありませんから、現在の転職事情を聞いたり、非公開求人を見せてもらうだけでも足を運ぶ価値はあると思います。
もちろん既にリクルートエージェント以外の転職エージェントに登録している方がリクルートエージェントに登録しても何ら問題ありませんし、むしろいくつかの転職エージェントを比べてみることで自分に合った転職エージェントが見つかることもありますよ。

リクルートエージェントの登録方法

1.先ずはこちらをクリック(タップ)してください

2.下のページ(画像はスマホサイト)が開きます。「転職希望時期を教えください」とあるので転職を希望する時期をタップしてください。

リクルートエージェント登録手順

3.以降「希望の勤務地」「直近の年収」「現在の職種」「生年月日」など20個の質問に答えたのち、「登録する」をタップすると、リクルートエージェントのサービス(もちろん)を利用することができます。

20個も質問に答えるのは面倒に思うかもしれませんが、これしきのことを面倒がっているようでは、正直、転職に成功することは難しでしょう。

なお、途中で入力を中断してしまうと、システムの都合上、また最初から入力し直さなくてはならなくなってしまいます^^;

一気に20個の質問に答えて登録だけでも済ませてしまいましょう。

登録したからと言って料金が発生するわけではありませんし、必ずしも利用しなければいけないということもありません。条件の合う仕事の紹介があったときだけ利用するというのももちろんありです

柔軟に利用できるのも他の転職エージェントにはないリクルートエージェントのメリットです

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