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マーケティング[マーケター]へ未経験での転職。成功のカギを握るたった一つのポイントとは?

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マーケティング転職

マーケティングという職業(マーケター)に憧れて転職を希望する人は少なくありません。

社会人としての経験をある程度積み、「どういう職務の人がどういう仕事をするのか?」ということが具体的に分かってくるようになると、マーケティングやコンサルタントといった職業に憧れを抱く人が増えてくるようです。

しかし転職市場においてマーケティング職というのは特に経験者が優遇される職業であり、未経験者を積極的に採用する企業はそれほど多くはありません。

ただ、そういう中でも未経験でマーケティング職への転職を希望し、見事採用される方も少なからずいます。

30代半ばという年齢で、全くの未経験だったマーケティング職への転職を成功させた人もいますし、逆に20代第二新卒でマーケティングの勉強を独学でしていたにも関わらず何社受けても採用に至らなかった人もいます。

では、この二者の違いはいったい何だったのでしょうか?

実はこの二者の間にはある明確な違いがあったのです。
この違いを知ればマーケティング職への転職がグッと現実的になりますよ。


マーケティングを勉強するのは当然、しかしそれだけでは足りない

マーケティングという職務は広範囲の知識やスキルが必要になります。

そのため未経験でマーケティング職への転職を希望するなら、専門書などでマーケティングの基礎知識ぐらいは身につけておかなくてはなりません。

新卒ならまだしも、転職で「入社してゼロから学ぶ」というのはマーケティングの求人では通用しないと思って下さい。

とは言え前出の20代男性は、独学でマーケティングの勉強をみっちりして基礎知識ぐらいは当然身に着けていました。

それどころかこの彼はとても勉強熱心でマーケティングの専門書を何冊も読み、大切なところをノートに書きとめ、更には面接の時にはそのノートを面接官に見せて、「いかに自分がマーケティングという仕事に強い興味を持って勉強しているか?」までアピールしていました。

しかし結果はことごとく不採用。

「やっぱり未経験でマーケティングへの転職は無理なのか、、」彼は自信を失いかけいていました。

かたや30代半ばの男性、彼はそれまで生活関連商品を扱う商社の企画営業としてバリバリ働いていました。しかし以前からマーケティングに興味があり、30代半ばで「年齢的にも転職するなら今しかない!」と転職を決意したのです。

彼も勉強熱心で、仕事を続けながらも専門書を何冊も読みマーケティングの勉強をしました。そしてこちらは見事一発で希望の会社のマーケティング職への転職を成功させたのです。

どちらも勉強熱心で今の仕事を続けながらマーケティングの勉強をしていました。にもかかわらず20代の男性は何社も不採用になり、30代半ばの男性は一発で採用が決まったのです。

この二者の明暗を分けたもの、それは転職活動においては最も重要なある1つのことが原因でした。


採否の明暗を分けたのは自己アピールの方法だった

転職を成功させる上で一番重要なことは「企業にあなたを雇うことのメリットをイメージさせること。」です。

面接のコツで「あなたに何が出来て、どう企業に貢献出来るのかアピールしなさい。」というのを聞いたことはありませんか?

これが「企業にあなたを雇うことのメリットをイメージさせること。」です。

つまり面接では「あなたにどんなスキルがあり、そのスキルを使って企業のどの業務でどう貢献出来るのか?」まで面接官にイメージさせなければならないのです

20代男性はこれが出来ていませんでした。

確かに彼はマーケティングの勉強をして、その証としてノートまで面接官に見せてアピールしました。しかしこれだけでは勉強した事実を伝えただけで、雇うことのメリットまでイメージさせるまでには至らなかったのです。

意地悪な言い方をすれば勉強だけなら誰でも出来ますから、結局これぐらいのことでは百戦錬磨の面接官の心には何も響かなかったのです。

かたや30代の男性の方は、彼も当然マーケティングの勉強をしていることをアピールしましたが、彼の場合はそれだけでは終わりませんでした。

彼はもともと生活関連商品を扱う商社の企画営業として実績を残してきた人でしたから、これまでの経験、知識、そして身につけたスキルが、どうマーケティングの仕事に活かせるかをアピールしたのです。

彼がそれまでの仕事で培ってきた「企画力」「プレゼン力」「コミュニケーション能力」といったスキルは、マーケティングにおいても必須のスキルです。

彼はマーケティングの勉強をしていることに加え、それまで培ってきたスキルをマーケティングという職務にどう活かせるかまで面接官にアピールしたのです。

結果、彼は30代半ばで未経験という転職市場においては決して有利ではない条件にも関わらず見事一発で希望の企業にマーケターとした採用されました。

「面接ではあなたに何が出来て、どう企業に貢献出来るのかアピールしなさい。」というのは、真剣に就職活動に取り組んだことのある人なら誰もが知っている基本中の基本ですが、未経験の分野への転職となるとこのことを忘れてしまう人が大勢います。

もしかしたら「未経験だからアピール出来るスキルが無い」と初めから思い込んでしまっているのかもしれません。

しかし経験者だろうが、未経験者だろうが、雇うメリットをイメージ出来ない人材を採用する企業はありません。

未経験の分野でも、何かしら現在の仕事で得た経験やスキルを活かせることがあるはずです。アピール出来るのは何も専門的なスキルだけではありません。「忍耐力」「継続力」「コミュニケーション能力」といったポータブルスキルでも十分アピール材料になります。

あとはそのスキルをどう企業で活かせるか?

ここをしっかりと整理して職務経歴書作成や面接でアピールすることが出来なければ、未経験者がマーケティング職に転職するのは難しいでしょう。

ちなみにこの20代の男性。話を聞いてみると、現在の仕事が「時間外労働月約100時間、ノルマに厳しいBtoCの営業」とのことでした。

そこで私は

・営業で鍛えたコミュニケーション能力、プレゼン力
・時間外労働月100時間を2年続けた忍耐力と責任感
・忙しく時間が無いにも関わらずマーケティングの勉強のために時間を割いている

最低でもこの3点は必ずアピールするようにアドバイスしました。
結果、彼は転職に成功し、今は憧れのマーケターとして日々頑張っています。


転職エージェントは「不採用の理由」も企業から聞いている

通常、お祈りメール(不採用の通知)には「なぜ不採用になったのか?」という理由は書かれていません。

せめて不採用になった理由が分かれば次に活かせますが、理由が分からなければ次も同じ失敗を繰り返すことになります。
志望する企業が5社しかなかったとして、同じミスが原因で5社とも不採用になったら、そこで全ての道が閉ざされることになりますから不採用の理由が分からないというのは時として致命的になります。

今回の20代男性も何が原因で不採用になったのかを自覚していなかったため、同じミスを繰り返し、既に複数の企業で不採用になっていました。しかしその原因に気付き、改善したことでその後はスムーズに転職することが出来ました。

このように「不採用の理由」を知ることは転職活動においてはとても大切なことなのですが、なかなか自分でそれに気付くことは出来ませんし、企業側があなたに教えてくれることもありません。

そこでおすすめなのが転職エージェントの利用です。

ご存知のように転職エージェントとは無料で転職先の紹介はもちろん、職務経歴書の書き方から、給与の交渉まで、転職に関わるありとあらゆることをサポートしてくれる会社のことですが、転職エージェントは紹介した求職者が不採用になった場合、その理由を必ず企業から聞いて確認しています。

そしてその原因を求職者に伝えることはもちろんのこと、次の企業ではどう改善すれば良いか?まで一緒に戦略を立ててくれます。求職者にとってこれほどありがたい存在はありません。

そう意味でおすすめの転職エージェントはキャリアアドバイザーが優秀な「リクルートエージェント」です。

リクルートエージェントの経験豊富なキャリアアドバイザーは、これまで不採用になった人のデータも参考にして的確なアドバイスをしてくれますし、たとえ不採用になっとしても、何故不採用になったのか?その原因を企業から聞きだし、次の応募に向けてあなたと二人三脚で戦略をたててくれます。

またリクルートエージェントならではのメリットで、あなた専任のキャリアアドバイザーが、あなたの「良い印象」を企業の採用担当者に予め口頭で伝えてくれる、というのがあります。

これは一見小さなことのようですが、企業からすれば第三者からの一言で「会ってみよう」という気になることも多々ありますから転職においてはとても大きなメリットになります。

なお稀に転職エージェントを有料だと勘違いしている人がいますが、転職エージェントは紹介した企業側からの報酬で運営されていますので、あなた(求職者側)が料金を支払う必要は一切ありません。

もちろん「リクルートエージェント」も全てのサポートを無料で受けられます。

転職エージェントは、登録したからといって必ず仕事を紹介してもらわなければいけないということはありませんから肩の力を抜いて利用してみてください。
もちろん「リクルートエージェント」以外の転職エージェントに既に登録している方がリクルートエージェントに登録しても何ら問題ありませんし、むしろいくつかの転職エージェントに登録して、比べてみることで自分に合った転職エージェントが見つかることもありますよ。

リクルートエージェントの登録方法

1.先ずはこちらをクリック(タップ)してください

2.下のページ(画像はスマホサイト)が開きます。「転職希望時期を教えください」とあるので転職を希望する時期をタップしてください。

リクルートエージェント登録手順

3.以降「希望の勤務地」「直近の年収」「現在の職種」「生年月日」など20個の質問に答えたのち、「登録する」をタップすると、リクルートエージェントのサービス(もちろん)を利用することができます。

20個も質問に答えるのは面倒に思うかもしれませんが、これしきのことを面倒がっているようでは、正直、転職に成功することは難しでしょう。

なお、途中で入力を中断してしまうと、システムの都合上、また最初から入力し直さなくてはならなくなってしまいます^^;

一気に20個の質問に答えて登録だけでも済ませてしまいましょう。

登録したからと言って料金が発生するわけではありませんし、必ずしも利用しなければいけないということもありません。条件の合う仕事の紹介があったときだけ利用するというのももちろんありです

柔軟に利用できるのも他の転職エージェントにはないリクルートエージェントのメリットです

「リクルートエージェント」はこちらからご登録いただけます

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