結婚を機に一旦離職した女性も、子供の世話が一段落する頃になると再就職を考えるようになります。
ただし、結婚と子育てが理由とはいえ、空白期間(離職期間)が開いてしまったことは事実ですし、お子様も、全く世話がかからなくなるわけではないでしょうから、結婚後の再就職が簡単ではないのは否定できません。
しかし、ちょっとしたことを注意するだけで結婚後の再就職の成功率はグッと上がります。
今回はそのコツをご紹介します。
再就職成功のコツ1:仕事を第一優先にできることをアピールする
結婚して子供がいても、そのこと自体が採否に影響するものではありません。もし子供がいること自体が採否に影響するなら、日本の企業は独身女性しか働けなくなってしまいます。
が、しかし、子供がいることが業務に支障をきたすとなれば話は別です。
会社で働くなら家庭より仕事が第一優先でなければなりません。日本の企業は扶養家族に対して様々な保証制度が用意されてはいますが、それとこれとは話は別なのです。
会社は“仕事が第一優先の者が集まる場所”ですから、命にかかわるようなことでなければ、子供よりも仕事を優先して欲しいと思うのは当然のことです。
ですから「子供がいるから残業ができない」といった類のこと伝えてしまうと、企業は採用に難色を示します。(※企業によっては理解を示してくれる場合もありますが、その場合ははじめから
そういう求人を選ぶ必要があります。それについては後述します)
子供がいる場合は、子供が突然の病気やケガを負った場合も、祖父母など自分以外の誰かが対応できることを伝えるようにしてください。
家庭の問題をクリアできていない人材をわざわざ採用する企業はほぼありません。
再就職成功のコツ2:空白期間も何かしらの仕事をしていたことをアピールする
ご存知だと思いますが、転職業界では空白期間(離職期間)が長いと転職が難しくなるというのはもはや常識です。
その主な理由は
1.労働意欲のない人だと思われる
2.ビジネス感覚が鈍っていると思われる
の2つです。
ただ、あなたの場合は空白期間の理由が「結婚&子育て」という明確な理由がありますから、通常の転職者の空白期間に比べれば企業側のイメージは悪くはありません。
しかし、それでもやはり空白期間が開いたことが事実である以上、企業の採用担当者は「労働意欲」「ビジネス感覚」の2点は疑ってかかりますから、あなたは労働意欲とビジネス感覚を持ち続けていることを証明しなければなりません。
そのためにおすすめの方法は、離職中も何らかの仕事に携わっていたことをアピールすることです。
「家業を手伝っていた。」
「夫の仕事の手伝いをしていた。」
「在宅の仕事をしていた。」
など、この際、応募先企業の業務内容と関係なくても構いませんから、空白期間も仕事をしていたことをアピールすることできれば、採用担当者も「働くことが好き人なんだな」と好印象を持ってくれます。
ですから、もし、あなたが離職中に仕事と言えるようなことをしていなかったのであれば、今からでも遅くありませんから既成事実を作ってしまえば良いのです。
家業や夫の旦那様の仕事を手伝えるのであれば、2、3日も手伝えば、面接でそのことを聞かれてもそれなりの回答ができるぐらいにはできるようになるでしょう。
家業や旦那様の仕事を手伝うのが難しい人なら、ネットで検索すれば、妊活体験談や子育て体験談などの“実体験記事募集”の仕事もありますから、そういった記事を2つ3つ書いて納品すればウソではなくなります。
企業からすれば「根っから働くことが好き」という人と、「やれやれ、旦那の稼ぎも少ないから私も働くか」という人では全く別物です。
結婚後の再就職を成功させるには、いかに自分を働くことが好きな人間に見せるかがカギになります。
仕事と子育てを両立したいときはどうする?
ここまで「子供がいても仕事を第一優先にできなければ再就職は難しい」と説明してきましたが、とはいうものの、やはり親にとって子供以上に大切な存在はいませんから、仕事と子育てを両立できればそれにこしたことはないでしょう。
であれば、はじめからそれを了承してくれる会社を選ぶしかありません。
さすがに「仕事よりお子様を優先してください」という都合の良い会社はありませんが、働くママさんのために残業などの時間外労働を控えてくれる会社なら探せば結構あります。
仕事と子育てを両立できる会社を探すなら、転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントとは、求人の紹介から、履歴書などの書類の作成、面接のアドバイス、企業との給料や待遇の交渉など、転職に関わるありとあらゆるサポートを全て無料でおこなってくれる
会社のことです。
名前に「転職」と入っているため、転職しかサポートしていないと思っている人もいるようですが、一昔前は「人材紹介会社」と呼ばれていたぐらいですから、再就職のサポートも当然おこなっています。
転職エージェントの良いところは、あらかじめ担当者に「子育てと両立できる会社を紹介してください」「働く主婦に理解のある会社を紹介してください」と伝えておけば、その希望に添った求人を紹介してくれるところです。
また、あらかじめ、転職エージェントの担当者から企業に「お子様のいる方で、残業は少なめで希望だそうです」と伝えておいてくれますから、あなた自らが待遇交渉をする必要もありません。※もちろん面接の時に細かい話はあるかと思いますが、先方に予備知識がある状態で話をするのと、無い状態でするのとでは精神的余裕が全然違います。
お子様がいる女性の再就職ならリクルートエージェントがおすすめ
子育てと仕事を両立できる仕事を探すなら、オススメの転職エージェントは「リクルートエージェント」です。
リクルートエージェントは47都道府県に対応した業界大手の転職エージェントですからご存知の方も多いのではないでしょうか。
リクルートエージェントは一般では公開されない「非公開求人案件」の取り扱いが業界トップクラスで、子供のいる女性に理解のある企業の求人も多数扱っています。
またリクルートエージェントに登録すると、あなた専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれるのですが、リクルートエージェントには子供のいる女性キャリアアドバイザーもいますから、単に仕事を紹介するだけの他エージェントとは違う、親身なサポートが受けられるはずです。※女性アドバイザーを希望する場合は、リクルートエージェントとの初面談の時にその旨を伝えれば対応してもらえます。
ただでさえ再就職はエネルギーのいるものですが、結婚して子供を生んでからの再就職となれば尚更です。
そんな時は再就職のプロであるリクルートエージェントのキャリアアドバイザーと二人三脚で再就職の成功を目指してみてください。
肉体的にも、精神的にも、あなたの負担は軽減されるはずです。
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20個も質問に答えるのは面倒に思うかもしれませんが、これしきのことを面倒がっているようでは、正直、転職に成功することは難しでしょう。
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