
契約社員とは?
希望する企業に必ずしも正社員で雇用されるとは限りません。
正社員を希望しても先ずは契約社員として雇用される場合もありますし、はじめから契約社員のみを募集する場合ももあります。
では契約社員とはどういった雇用体系のことを言うのでしょうか?
実は「契約社員」という呼び名は法律に基づく名称ではありません。
ですから契約社員には特に法律上の定義が無く、企業によってその扱い方は様々なのです。
ただし、どの企業でも「一定期間で雇用契約が終了する」というのが共通の認識であり、長期的に身分が保証されていないというのが契約社員です。
ガッカリすることは無い!契約社員のメリットと可能性
企業が契約社員を雇う代表的なケースが
(2)一時的に専門知識を持った人材を必要とするとき
(3)正社員として雇用する前のテスト期間・ステップ
の3つです。
ここで私が強調したいのは(3)の「正社員として雇用する前のテスト期間・ステップ」です。
私はこの(3)のケースこそが契約社員という雇用形態の最大のメリットだと考えています。
というのも、私自身がIT企業に契約社員として採用され、その後正社員として正式に雇用された経験があるからです。
何度かこのサイトでも書きましたが、私はWEBサイト作成のアルバイトから、まずは契約社員として某IT企業に採用されました。
それまでアルバイトでの実務経験しかなかったため、始めから正社員として採用してくれる企業はありませんでしたが、その時は転職エージェントの人が企業と私の間をいろいろ取り持ってくれ、「契約社員からなら」という条件で応募のチャンスがいただけました。
結果、私は契約社員として採用され、その後正式に正社員として採用されました。
つまり私にとっては契約社員という雇用形態がなければ正社員にはなれていなかったのです。
いかがでしょう?私の例を見ても契約社員という雇用形態には大きなメリットがあると思いませんか?
もし仮に正社員として雇用されないまま契約を打ち切られたとしても、それはそれで、自分の努力不足・実力不足として受け入れることが出来るはずです。
長期雇用が保証されていないからといって必ずしもガッカリすることはありません。
新しい分野に挑戦するチャンスにもなり得るのが契約社員という雇用形態でもあるのです。
契約社員のデメリット
もちろん契約社員にもデメリットはあります。
真っ先に上がるデメリットは、やはり「長期的に身分が保証されていない」ということです。
日本の法律では正社員はそう簡単に解雇することは出来ません。解雇されたとしても、その分、雇用保険などの保障が手厚くなるのが正社員です。
しかし契約社員は元々の契約期間が終了するタイミングで、企業側が引き続き雇用を延長したいと思えば契約更新すれば良いですし、必要無いと思えば契約更新しなければ良いだけですから、長期的に働ける保証はどこにもありません。
また仮に契約延長を繰り返し、どれだけ長期的に働くことが出来たとしても、契約社員が正社員のように管理職へ出世することもほぼありません。
そのため企業側もはじめから比較的人材の入れ替えが可能な事務職や、一時的に専門的な知識を持った人材を必要とするときだけ契約社員を雇うケースが多くみられます。
契約社員も社会保険にも加入する
契約社員であっても一定の基準を満たせば社会保険には加入しなければなりません。
※次のいずれかの条件を満たせば加入
(1)契約期間が2ヶ月以上であること。
(2)所定労働時間が他の一般労働者と比べ4分の3以上であること。
※次のいずれかの条件を満たせば加入
(1)31日以上雇用される見込みがあること。
(2)所定労働時間が週20時間以上であること。
契約社員は正社員のように退職金やボーナス等の賞与が無い分、正社員よりも給料を高めに設定している企業もあります。
契約社員だからといって社会保障がしっかりしていないということはないので、その点は安心できます。
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