転職実践

ハローワークのトライアル雇用のメリットとデメリット

更新日:

賃金も支払われるトライアル雇用は、企業側にも求職者側にもメリットがあります。ただし正式採用とならなかった場合のデメリットが無いわけではありません。




トライアル雇用とは

トライアル雇用とは「お試し期間」を設けた雇用制度です。

ハローワークに紹介された企業で試用期間を設けて実際に働いてみて、企業側と求職者側が合意すれば本採用が決まります。

トライアル雇用の対象者

トライアル雇用を受けるには一定の条件があります。
誰でも受けられるものではありませんので注意してください。

1.これまで経験の無い職種に就くことを希望する人

2.離職転職を繰り返している人(過去2年以内に2回以上離職転職を繰り返し、今後は安定した仕事を希望する人)

3.直近で1年を超えて失業している人

4.就職支援を行うに当たって特別の配慮を要する人
(父子家庭の父、母子家庭の母、生活保護受給者、季節労働者、日雇労働者、住居喪失不安定就労者、ホームレス、その他トライアル雇用の活用が必要と認められた人)

※詳しくはハローワークにお問い合わせ下さい

トライアル雇用のメリットとデメリット

トライアル雇用のメリットは未経験の業種でもトライアル期間に仕事を覚えて正式雇用されることがあること。
また求職者側も企業側も正式雇用前に適正を判断することが出来ることです。

しかし、このシステムもデメリットが無いわけでありません。

というのもトライアル雇用期間に企業が求職者側を不適合と判断すれば、そこで契約は終了ということになってしまい、求職者は3ヶ月という短い職歴を作ってしまうことになるからです。

これは、その後の就職活動において「短い職歴」と認識されますし、それどころか「トライアル雇用で不適合と判断された人」と捉えられてしまう恐れもあります。

ただし、実際は、トライアル雇用で正式採用に至らないケースのほとんどが求職者側に問題があるようです。

トライアル雇用から正式雇用に至らないケースのほとんどが、もともと労働意欲のない人、トライアル雇用を一時的なものと考えてその場しのぎで応募してしまう人、遅刻が多い人、勤務態度が悪いなど、求職側に問題がある場合場合が多いようです。
事実、本当にやる気があって、その仕事に適している人材を企業側が採用しないということは稀です。

もちろんやる気があって、自分はその仕事に向いていると思っていたにもかかわらず実際にやってみたらちょっと違った、という場合もありますから一概には言えませんが、間違いなく言えることは「やる気の無い人」「使えない人」がトライアル雇用から正規雇用する企業は無いということです。

トライアル雇用を利用する場合でも「実際に自分がその仕事を長く続けられるか?」を慎重に考えてから申込みするようにしましょう。


転職サイトへの登録はお済ですか?

信じらないことに転職サイトに登録せずに転職活動をされる方がいます。

今や転職サイトはハローワークよりも多く人が利用している転職のベーシックです。もちろん利用は完全無料ですからまだ登録していない方は必ず登録しておくようにしましょう。

意外に知られていない転職サイトに登録するメリットに「無駄な履歴書を書く必要がなくなる」というのがあります。

どういうことかというと、一般的に企業は、とりあえず誰に対しても「履歴書を送ってください」と言いますよね?。

ただ、手書きで履歴書を書くというのは非常に手間のかかる作業ですから、採用される可能性の少ない会社のために何度も履歴書を書くのはツライものです。

しかし転職サイトは、予め(あなたの)プロフィールを登録しますから、応募先企業があなたのプロフィールを見て「ウチには合わないないな」と思えば、問い合わした時点で断ってきます。

つまり履歴書を書くのは、あなたのプロフィールを見たうえで、あなたを採用することに前向きな会社に対してだけで済むということです(※さらに最近ではプロフィールだけで(履歴書なしで)採用する企業も増えてきています)。

インターネットに馴染みのない方も、今の時代は企業側も「使える人材はネット経由で申し込んでくるもの」と捉えている傾向がありますから、転職サイトへの登録&プロフィール記入だけは必ず済ませておいてください。

転職サイトは大手の方が求人数が多くオススメですが、中でもリクルートが運営する「リクナビNEXT」の求人数は全国規模で圧倒的です。採用実績も国内トップクラスなので、まずは登録して、あなたの通勤圏内でどういった求人があるか確認してみてください。

336-280




336-280




-転職実践
-, ,

Copyright© 転職成功の全知識 , 2025 All Rights Reserved.